今日からできる「おじさん構文」脱却5つのポイント
おじさん構文を使い続けることのリスクは、単に「ダサい」と思われることだけではありません。部下との信頼関係が築けない、チーム内で孤立する、最悪の場合は「ハラスメント上司」のレッテルを貼られる可能性もあります。
しかし、改善は可能です。以下の5つのポイントを意識するだけで、あなたのLINEは劇的に変わります。
1. 短文を心がける
まず意識すべきはメッセージの長さです。スクロールが必要な長文は、それだけで「おじさん感」が出ます。言いたいことは複数回に分けて送りましょう。
| NG(おじさん構文) | OK(改善後) |
|---|---|
| 明日の会議の件なんだけど、10時からで大丈夫かな?資料は田中くんが用意してくれるみたいだから、君は議事録をお願いできる?あと、部長も参加するから、よろしくね! | 明日の会議の件です 10時からでOKですか? 議事録お願いできますか |
2. 絵文字・顔文字は控えめに
使うなら1メッセージに1個まで。それも必須ではありません。感情を伝えたいならスタンプを活用しましょう。スタンプならZ世代も使っているので、「おじさん感」が出にくいです。
3. 句読点を減らす
特にLINEでは句点「。」は不要です。どうしても何か足したいなら、以下のように変換しましょう。
| NG | OK |
|---|---|
| 了解。 | 了解です! / 了解〜 / 👍 |
| よろしく。 | よろしくです! / よろしく〜 |
| ありがとう。 | ありがとうございます! / ありがとう! |
4. 距離感を保つ
いきなりタメ口、「チャン」呼び、プライベートへの踏み込みは厳禁です。職場の上司と部下という関係性を忘れずに、適切な敬意を持ったコミュニケーションを心がけましょう。
特に注意したいのが「俺通信」——聞かれてもいない近況報告です。「今日は出張で大阪に来てるよ〜」「さっき美味しいラーメン食べた!」といったメッセージは、相手にとっては返信に困る内容です。
5. 送信前に読み返す
最も大切なのは、送信ボタンを押す前に「これを受け取った相手はどう思うか」を考えること。自分の意図ではなく、相手の受け取り方を想像する習慣をつけましょう。
また、夜遅い時間(21時以降)のメッセージ送信は控えめに。仕事の緊急連絡でない限り、翌朝に送るようにしましょう。
まとめ:「時代が変わった」を受け入れる
この記事では、Z世代が嫌う「おじさん構文」の特徴と、その改善方法をお伝えしました。
【おさらい】おじさん構文の特徴
・絵文字・顔文字の多用(1位)
・カタカナ語尾「カナ?」「ダネ」(2位)
・長文メッセージ(3位)
・句点「。」の使用(マルハラ)
・聞かれてない近況報告(俺通信)
「昔はこれが正解だった」「気遣いのつもりだった」——その気持ちは理解できます。しかし、コミュニケーションの「正解」は時代とともに変わります。かつての正解にしがみつくことで、部下との関係が悪化しては本末転倒です。
大切なのは、「自分がどう伝えたいか」ではなく「相手がどう受け取るか」を考えること。これは世代に関係なく、コミュニケーションの基本です。
今日からでも遅くありません。自分のLINEを見返して、「おじさん構文」になっていないかチェックしてみてください。そして、少しずつでも改善していけば、部下との関係はきっと良くなるはずです。
参考資料
・PRESIDENT Online「なぜ若者はLINEの『。』を嫌がるのか」
・Simeji「Z世代が選ぶおじさん構文の特徴TOP10」調査
・afb「マルハラに関する調査」(2024年5月)
・日経BOOKプラス「なぜ昭和人間はおじさんLINEを送るのか」
・日経xTECH「おじさん構文・おばさん構文に若者が違和感を覚える理由」
