管理職の75%が「Z世代マネジメントは難しい」

Z世代の部下を持つ40〜50代は、日々苦労しています。月刊総務の調査では、管理職の75%がZ世代のマネジメントに難しさを感じていると回答しました。

何も言えない上司たち

具体的には、どんな点に苦労しているのでしょうか。

・注意したら「ハラスメント」
業務上の指導をしただけで「それ、パワハラですよね」と言われる。正当な注意ができない。

・話しかけただけで「ハラスメント」
コミュニケーションを取ろうとしただけで「プライベートに踏み込まないでください」と拒否される。

・指摘したら「心療内科に行きます」
業務上のミスを指摘したら「メンタルがやられた」と言われ、それ以上何も言えなくなる。

Z世代への「3大不満」として、管理職からは以下が挙げられています。

1. 指示待ち(自分から動かない)
2. 主体性がない(言われたことしかやらない)
3. 責任感がない(ミスを認めない)

「上司より先に帰ってはいけない」は古い?

Z世代の83%が「上司より先に帰ってはいけない」というルールを「古い」と感じています。同様に、「新人は誰より早く来て遅く帰る」という考え方も、80%が「時代遅れ」と回答しています。

残業についても、Z世代の82%が就職時に「残業の有無」を気にしており、「残業=頑張っている」という価値観は72%が否定しています。

タスクが残っていても定時で帰る。仕事より自分の時間を優先する。それがZ世代の働き方なのです。

「困難な仕事に挑戦したい」は少数派

アルー社の調査によると、「困難な仕事に挑戦したい」と答える新入社員は少数派になっています。成長のために苦労する、失敗を恐れずチャレンジする——そうした姿勢は、もはや当たり前ではありません。

Z世代は「タイパ(タイムパフォーマンス)」「コスパ(コストパフォーマンス)」を重視します。努力に見合うリターンがなければ、そもそも努力しない。その合理的な姿勢が、上の世代には「楽な仕事しかしたくないのか」と映るのです。