4. 介護職
超高齢社会の日本では、介護職の需要は今後も増え続けます。
仕事内容は、食事・入浴・排泄の介助、レクリエーションの企画・運営、利用者の見守り・相談対応などです。
「無資格OK」「年齢不問」の求人が多く、50代未経験からでも十分にチャレンジできます。介護福祉士の国家試験は合格率70%前後と取得しやすく、資格を取れば給与アップも期待できます。定年を65歳以上に設定している施設や、定年なしの施設も増えています。
| 年収目安 | 300〜400万円(資格・経験により変動) |
|---|---|
| 関連資格 | 介護福祉士、介護職員初任者研修 |
5. 士業(行政書士・社会保険労務士など)
独立開業すれば、文字通り「定年のない働き方」が実現できます。
仕事内容は、行政書士なら許認可申請書類の作成代行、社会保険労務士なら企業の労務管理・社会保険手続き、中小企業診断士なら経営コンサルティングなどです。
社会保険労務士の業界平均年齢は56歳と高く、50代からの参入者も多い世界です。独立すれば自分のペースで働け、うまくいけば年収1,000万円も狙えます。これまでのビジネス経験や人脈を活かせるのも、50代ならではの強みです。
| 年収目安 | 400〜1,000万円以上(独立後は実力次第) |
|---|---|
| 資格例 | 行政書士、社会保険労務士、中小企業診断士 |
難関資格ですが、通信講座などを活用すれば働きながらでも取得可能です。
50代から準備しておくべきこと
一生働ける仕事に就くために、50代のうちから準備しておきたいことが3つあります。
1. 資格取得を始める
定年後に慌てて資格を取るより、50代のうちから計画的に取得しておくほうが有利です。上記で紹介した職種に関連する資格を、まずは1つ取得することを目標にしましょう。
2. 副業・兼業で経験を積む
本業の傍ら、週末だけ警備員をやってみる、介護施設でボランティアをしてみるなど、事前に「お試し」しておくと、本格的に転職する際のミスマッチを防げます。
3. 健康管理を徹底する
どんなに良い仕事があっても、健康を損なっては働けません。定期的な運動、バランスの取れた食事、十分な睡眠——50代のうちから健康習慣を身につけておくことが、一生働くための土台になります。
まとめ
50代以上でも一生続けられる仕事は、確かに存在します。マンション管理人、タクシードライバー、警備員、介護職、士業——いずれも年齢がハンデにならず、むしろ人生経験が武器になる仕事です。
大切なのは、「定年後に何とかなる」と先延ばしにせず、50代のうちから準備を始めること。資格取得や健康管理を今から始めておけば、定年後も安心して働き続けられます。
まずは興味のある職種を1つ選び、情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
・厚生労働省「雇用動向調査」(2024年)
・マイナビ「転職動向調査」(2025年)
・日経転職版「50代の転職情報」
・各業界団体・資格試験情報サイト
