「最近の若者は何を考えているかわからない」「部下との距離感が難しい」——そう感じている40代、50代の男性は多いでしょう。しかし、もしかするとその原因は、あなた自身の「LINE」にあるかもしれません。
Z世代を対象にした調査で、「おじさん構文」と呼ばれる中高年特有のメッセージスタイルが、若者から「キモい」「ヒく」と思われていることが明らかになりました。しかも厄介なのは、本人だけが気づいていないケースがほとんどだということです。
「俺は大丈夫」——そう思ったあなた。その自信、本当に根拠がありますか? 部下や後輩は、あなたのLINEを見て心の中で何を思っているか、面と向かって言ってくれるでしょうか。この記事では、Z世代が選んだ「おじさん構文の特徴TOP10」と、なぜそれが嫌われるのかを徹底解説します。
Z世代597人が選んだ「おじさん構文」ワースト10
日本語入力アプリ「Simeji」が10〜24歳の男女597人を対象に実施した調査で、「気になるおじさん構文の特徴TOP10」が発表されました。以下がそのランキングです。自分のLINEを思い出しながら、読み進めてください。
| 順位 | 特徴 | Z世代の声 |
|---|---|---|
| 1位 | 絵文字・顔文字・記号の多用 | 「感情の表し方が独特」「お父さんがよくしてる」 |
| 2位 | カタカナの乱用(語尾が「カナ」「ネ」) | 「最後をカタカナにする使い方が古い」 |
| 3位 | 1度に送る文章が長い | 「言いたいことを全部まとめて言ってくる」 |
| 4位 | 親しくない相手へのいきなりタメ口 | 「慣れてないのに馴れ馴れしい」 |
| 5位 | 名前への「ちゃん」「チャン」付け | 「呼び方を理解していなさそう」 |
| 6位 | 句読点「、」の多用 | 「絵文字使わないから」 |
| 7位 | 若者言葉の無理な使用 | 「頑張って使ってる感じがめっちゃ変」 |
| 8位 | 返信なしでのメッセージ連投 | 「聞こえてる?とか聞いてくる」 |
| 9位 | 聞かれてないのに近況報告 | 「親戚のおじさん達みんなこんな感じ」 |
| 10位 | 過剰な改行 | 「1回の文が長いから」 |
いかがでしょうか。「俺は絵文字なんてそんなに使ってない」と思った方、本当ですか? 汗マーク(💦)や照れ顔(😅)、ウインク顔文字((^_-)-☆)を「ちょっとしたアクセント」のつもりで使っていませんか。
これが「おじさん構文」の典型例
具体的にどんな文章が「おじさん構文」と呼ばれているのか。ネット上で拡散されている典型例をご紹介します。
【典型的なおじさんLINE】
「ともチャン、もう寝ちゃったカナ?💤 おじさんは、グロッキーだよ😅 出張族は、つらいネ(^_^;) 今日は、名物の馬刺しを、食べたよ🍖 今度、一緒に行こうね(^_-)-☆ オミヤゲも渡したいナ💝」
読んでいて背筋が寒くなった方もいるかもしれません。しかし、これを見て「さすがにここまでひどくない」と安心するのは早計です。問題は、この文章のどこが「キモい」のか、当の本人にはわからないということなのです。
絵文字の多用、カタカナ語尾、長文、馴れ馴れしい呼び方、聞かれてもいない近況報告——これらは本人にとっては「親しみを込めた気遣い」のつもりです。しかし受け取る側、特に若い世代にとっては「距離感がおかしい」「下心が透けて見える」と感じる要素のオンパレードなのです。
さらに厄介なのは、部下や後輩は上司のLINEが「キモい」と思っても、絶対に本人には言わないということ。彼らはスクリーンショットを撮って、同期や友人と共有し、「うちの上司マジでヤバい」と笑いのネタにしているかもしれません。あなたの知らないところで。
「いや、俺のは気遣いだから」「仕事の連絡だから問題ない」——そう思っている方ほど危険です。次のページでは、さらに衝撃的な事実をお伝えします。なんと、文末に「。」をつけるだけでハラスメント認定される時代になっているのです。
